2010年04月12日

【舞台はここに】灰田勝彦「南海ホークスの歌」 なんばパークス(産経新聞)

 ■「グランド」の記憶 世代超え

 プロ野球開幕当初、「今年の日本シリーズは関西対決やぁ!」と叫んだファン(特定の…)は多かったろう。セ・パ2リーグに分立して六十余年。関西のチーム同士で日本一が争われたのは、「御堂筋対決」などの名称で呼ばれた昭和39年の阪神Vs南海だけだ。

 御堂筋対決でも歌われた『南海ホークスの歌』は昭和27年に発表された。冒頭に出てくる「グランド」とは、今はない大阪球場のこと。作詞・佐伯孝夫、作曲・佐々木俊一、歌うのは灰田勝彦。前年公開の映画「歌う野球小僧」に主演した灰田が歌ってヒットさせた『野球小僧』と同じ顔ぶれによる応援歌だ。

 南海ファンの間では、「応援歌を歌うと途中で『野球小僧』になり、『野球小僧』は応援歌に替わる」と言われるほど、2つの曲の旋律は似ていた。同じスタッフによるものなら、それも合点がいく。

 「当時の資料を調べると、映画のヒットにヒントを得た南海側が、応援歌制作を依頼したようです。明るく、のびやかな灰田さんの声が、ファンに定着する大きな要因になったのでは」

 南海を中心にパ・リーグの歴史をまとめた平成15年の著書「南海ホークスがあったころ」(5月に文庫化の予定)の執筆者の一人、関西大学社会学部の永井良和教授(大衆文化論)はそう分析したうえ、意外な事実も明かす。

 「実は何らかの事情で、レコードは一般発売されておらず、3千枚が関係者に配られただけ。現代のようにCDがミリオンセラーになったわけでも、テレビやラジオで大量に流されたわけでもないのに、球場では世代を超えたファンが合唱できた。楽曲の広がる伝播(でんぱ)方法としては、極めて異例です」

 御堂筋対決を制したときはもちろん、昭和63年に球団が去ってもファンに歌われた名曲だ。

 子供や男たちが熱狂した大阪球場は、球団身売り、福岡移転(ダイエー↓ソフトバンク)後、住宅展示場をへて平成15年10月、複合商業施設「なんばパークス」に生まれかわった。女性や若者を中心に年間で2900万人が来場する。

 その2階に、意識していても通り過ぎてしまいそうな御影石製のプレートが設置されている。この真下に大阪球場の本塁とマウンドがあった。

 9階に上がれば、「南海ホークス メモリアルギャラリー」がある。日本シリーズのチャンピオンフラッグや杉浦忠監督のユニホーム、門田博光選手の2千本安打達成時のバットなど26点が展示され、試合のVTRも流されている。

 南海電鉄総務部の担当者は「ここに大阪球場があったということを残しておきたい」という。

 8階の円形劇場には、外野席の雰囲気を漂わせる木製ベンチが階段状にしつらえてある。近所に住む子供たちが走り回り、ビジネスマンが、つかの間の休息を取っていた。

 初めて南海の公式戦が開催されたのは昭和25年9月16日。緑の軍団が汗を流したその場所は60年後、喧噪(けんそう)から一瞬だけ抜け出せる緑に囲まれたオアシスになった。(伊藤洋一)

                   ◇

【メモ】野球以外の大阪球場

 パークスの屋上庭園には、ゆかりのある著名人のアルミ製手形が20体、設置されている。府立体育会館での大相撲春場所で、16年から3連覇した元横綱・朝青龍関、なんばグランド花月を本拠とする吉本興業の落語家・笑福亭仁鶴…。

 その中に交じって、歌手・西城秀樹のものも。西城は昭和49年から10年間、球場で屋外コンサートを行っていたのだ。ほかにもマイケル・ジャクソンやマドンナ、尾崎豊にサザンオールスターズがライブを開催。球団移転後には劇団四季による「キャッツ」も上演された。

                   ◇

 歌舞伎や小説、音楽…。さまざまな作品に登場する舞台の“今”を訪ねます。

「首相にふさわしい」大差で舛添前厚労相(読売新聞)
子供の車内置き去り 米では犯罪、逮捕も(産経新聞)
「お金を出してください…。強盗です…」気弱すぎる36歳男、自ら警察に出頭(スポーツ報知)
立体駐車場から車転落=男性2人心肺停止−大阪(時事通信)
「奥西死刑囚の釈放を」=支援者ら要請、名張毒ぶどう酒事件(時事通信)
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2010年04月08日

<博報賞>推薦受け付け開始(毎日新聞)

 財団法人博報児童教育振興会は1日、小中学生の人間性育成に貢献している学校や団体、教師らを顕彰する「博報賞」の推薦受け付けを始めた。募集は、国語・日本語教育▽特別支援教育▽日本文化理解教育▽国際文化理解教育▽教育活性化−−の5部門。締め切りは5月31日。受賞者は9月下旬に発表する。受賞者には賞状、賞金100万円が贈られる。問い合わせは同振興会(03・5570・5008)。

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りん青銅製の看板:奈良朱雀高3年生5人、力作を県教委へプレゼント /奈良
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ルポ歩く:発達障害者県内の現状 「社会での居場所を」 /山口
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職員の子どもが職場見学=内閣府(時事通信)
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民主党政権へ 自滅は御免こうむる(産経新聞)
<脅迫>ネットで参院選候補 容疑の男出頭 書類送検へ(毎日新聞)
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2010年04月07日

子供の車内置き去り 米では犯罪、逮捕も(産経新聞)

 米国では家や乗用車に子供だけを置いておくことへの対処が厳しく、州によっては車内に子供を残しただけで犯罪に問われる場合がある。

 市民団体「キッズ・アンド・カーズ」によると、子供の車内への置き去りを犯罪に規定しているのはカリフォルニアやイリノイ、フロリダ、ハワイなど10州以上にのぼり、最悪の場合、逮捕される。

 カリフォルニア州では、6歳以下の子供を置き去りにした場合、100ドル以下の罰金。テキサス州では7歳以下の子供を放置し、けがをする事態を引き起こした場合、子供を危険にさらした罪として、禁固6月から2年、罰金1万ドルが科される。

 米国に移り住んだ日本人は、このような米国の厳しい対処を知らないケースが多く、在米の大使館や総領事館は在米邦人向けに、しばしば説明や注意喚起を行っている。(ニューヨーク 松尾理也)

二重投票、「想像もせず」=鳩山首相(時事通信)
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